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(11)大きいバーリング加工は簡易金型(ダイレスフォーミング)を採用する

簡易金型(ダイレスフォーミング)によるコストダウン設計のポイント

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用途 寸法
切削 M2用バーリング 内径Φ1.6
M3用バーリング 内径Φ2.5
M4用バーリング 内径Φ3.3
M5用バーリング 内径Φ4.2
転造 M2用バーリング 内径Φ1.8
M3用バーリング 内径Φ2.75
M4用バーリング 内径Φ3.65
M5用バーリング 内径Φ4.6

精密板金加工においてバーリング加工を行う際、バーリング金型が必要となります。標準的なサイズであれば、最低限の金型を作り置きしている場合が多く、直ぐに対応が可能です。しかし、規格にない径の場合、金型は準備していない事が多く、金型を作成する必要があるため、必要以上に納期・コストがかかってしまいます。

矢印

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簡易金型(ダイレスフォーミング)を採用するのであれば、普段社内で使っている部材・素材を使用して簡易金型を加工できます。そのため、部材・素材を購入する必要がなく、コストを抑え短納期への対応が可能です。

標準サイズ以外のバーリング加工を行う場合、イニシャルコストの高い金型を製作する必要がでてきます。小ロットや試作品の場合、製品原価の上昇や試作開発費の増大につながってしまい、最適な方法とは言えません。その点、簡易金型(ダイレスフォーミング)を採用すればコストダウンだけでなく、短納期への対応が可能となります。