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ダイレスフォーミングを依頼する際の注意点とコストダウン事例のご紹介

はじめに

ダイレスフォーミングとは、精密板金における金型(ダイ)不要(レス)の成型方法です。

精密板金ひらめき.comは、職人による高い技術力で金型がなくても複雑形状や深い絞りの加工もダイレスフォーミングで実現可能です。

ダイレスフォーミングは金型が不要のため、金型製作費が不要となり、納期の短縮も可能です!つまり、イニシャルコスト納期のどちらも短縮ができる成型方法だといえます。

今回は、設計者の皆様に向けCrestPrecisionが長年の経験から得たダイレスフォーミングを依頼する際の注意点コストダウン事例をご紹介いたします。

 

ダイレスフォーミングのコストダウン事例

では次にダイレスフォーミングを活用することでどれだけコストダウンができるのかを3つの事例をもとにご紹介いたします。

 

1.絞り加工にダイレスフォーミングを採用し低減と納期短縮を実現!

 

まず、一つ目の事例は、絞り加工にダイレスフォーミングを採用しコストダウンを実現した事例です。

 

通常、プレスや板金加工で絞り加工を行う場合、どんな小ロットや試作でも金型が必要となります。この金型代がイニシャルコストとして高くなってしまいお困りの設計者の方も多いかと思います・・・

しかし、ダイレスフォーミングを採用することで、そのようなお悩みは解決可能です!

通常の金型製作では、ワイヤーカットや放電加工が必要な場合がありますが、ダイレスフォーミングであればそのような加工は必要なく、低コスト・短納期での製作が可能となります。

本事例のように絞りが必要な小ロット・試作の開発品にはダイレスフォーミングを採用すると低コスト・短納期の実現が可能です!

 

2.切削加工品をダイレスフォーミングによる絞り加工に置き換えコストダウン

 

切削加工を前提としている部品も、必要な機能を見極めることができればダイレスフォーミングを採用し、コストダウンを実現することが可能です!

切削加工では機械加工が前提となりますがダイレスフォーミングを採用する場合、切削加工から精密板金に置き換えることが可能となりますので、多くの場合はコストダウンに繋がります!

切削加工を前提としている部品でもダイレスフォーミングに工法転換することができる場合もございますので、切削加工品のコストダウンを検討されている方はお気軽に当社にご相談ください!

 

3.絞りと板金が複雑な小型部品にダイレスフォーミングを採用しコストダウンを実現

 

絞り加工と板金加工が複雑に入り組んだ小さな部品では、低コストのダイレスフォーミングによる絞り加工と汎用金型を採用することによって大幅なコストダウンを行うことが可能となります。絞り加工と板金加工が複雑に入り組んでいる部品では、試作に置いて複数の金型を製作しなければならず、その分のイニシャルコストがかかってきます。しかし、ダイレスフォーミングで絞り加工を行いその後追加校をすることで、コストダウンを実現することが可能となります!

 

今回ご紹介した以外のダイレスフォーミングを活用したコストダウンの事例を掲載しております。詳しくは下記よりご覧ください!

ダイレスフォーミングによるコストダウン事例はこちら

ダイレスフォーミングでコスト・納期を低減したい方へ

ダイレスフォーミングに興味を持っていただけましたでしょうか?

ダイレスフォーミングは低コスト・短納期で複雑形状の加工や深い絞りも可能な優れた成型方法ですが、依頼の際には注意する点や検討事項が非常に多く、難易度が高いです。

下記より、ダイレスフォーミングを依頼する際の注意点をご説明いたします。

はじめにダイレスフォーミングを依頼する際には材質や板厚を指定します。その後絞りの深さや高さ、深さ、R形状など細かい箇所の仕様を調整します。ダイレスフォーミングでは高さ方向の寸法は難なく出すことはできるのですが、深い絞りを行う場合には切断や溶接を組み合わせて製作をする場合があるので、事前に絞りの角度のすり合わせなどの調整をしておくとよいでしょう。

また、R形状の指定があると少し難易度が上がるため、依頼の際には現物合わせをしておくとスムーズに製作に入ることができるでしょう。 

その他の注意点としては、製作の際には3Dデータが必須となりますので、3Dデータの図面を依頼の際にご送付ください。

 

まとめ

ダイレスフォーミングは、金型が不要のため、金型製作費が不要となり、納期の短縮も可能な優れた成型方法ですが、注意する点や検討事項が非常に多く難易度が高いことがお判りいただけたかと思います。

精密板金ひらめき.comを運営するCrestPrecisionは、職人による高い技術力で数多くのダイレスフォーミングによるコストダウンを実現してきました。その経験から培った対応力とノウハウをもとに、設計者様に対してコストダウンや納期短縮のための様々なVA・VE提案を行っています。

試作部品や小ロット部品のコストや納期についてお困りの方はお気軽に当社までご相談ください。

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アルミの試作板金での注意点とは?

はじめに

アルミは、鉄やステンレスなどの他の材質と比較し、軽量化しやすく強度も高くまた、耐食性にも優れている金属です。そのため、アルミの板金加工製品や試作加工品は機械部品や輸送機器、フレームや製品カバーなどとして様々な業界に使用されています。

その一方で、アルミは溶接の際に歪んでしまったり、圧延方向に沿って加工をしないと割れてしまったりすることがあるため他の材質と比較し、試作板金加工の難易度が高いと言われています。

今回は、試作板金を高精度かつスピーディーにご提供する、CrestPrecisionが長年の経験から得た、ルミの試作板金での注意点をご紹介致します。

 

アルミの試作板金での注意点

アルミの試作板金は材料選定や溶接・曲げ・仕上げなど注意する点や検討事項が非常に多く、難易度が高いです。

下記より、4つの注意点をそれぞれ詳しく説明いたします。

 

1.試作板金では、A5052を使用する。

試作板金を依頼する際、使用する材料は、A5052を選定し依頼しましょう

A5052は1000番台から7000番台までのその他のアルミの材料と比較し加工がしやすく価格も安く、またリードタイムも早いためアルミの中では試作板金に適している材料だといえます。

さらに、A5052は汎用材であり、一般的にどの会社でも在庫を保有しているため、即座に試作板金加工を行うことができます。

実際に当社が依頼をお受けする場合もほとんどのお客様がA5052を選ばれます。

 

2.溶接による歪みを回避するよう設計を行う

アルミの試作板金の溶接では、板厚違いの溶接に気を付けなければなりません。

アルミにおいて板厚違いのものを溶接する場合には、板厚の違いによって母材が溶けるスピードが変化してしまうため溶接が困難になります。

例えば、厚板を溶接できるよう、溶接電流を調整すると、薄板の母材が溶けてしまい穴が開いてしまいます。一方で、薄板が溶けないよう溶接電流を設定すると、逆に厚板が溶けないため接合ができないということが起こってしまいます。

そのため、アルミの試作板金において溶接を行う際には、ファイバーレーザー溶接を活用したり、リベット留めなどの別の接合方法を検討することがよいでしょう。

 

3.鋭角の曲げは割れるため設計時にRを付ける必要がある。

アルミの試作板金の曲げでは、鋭角の曲げは割れるため設計時にRを付ける必要があります。

アルミはステンレスなど他の材質と比較し曲げの際に亀裂やクラックが入りやすいという特徴があります。ステンレスの場合はアルミと同じ圧力をかけて曲げても、粘り気があり、亀裂が入りにくいためアルミと比較し曲げやすい材質であると言えます。

アルミの曲げ加工をしたい場合は、どれくらいのRにすれば割れないかを板金会社に聞き、それを設計寸法に反映させると、亀裂やクラックのない製品をスムーズに受け取ることが可能となります。

また、アルミの中でも前述のA5052や1000番台は比較的亀裂やクラックが入りにくい材料です。

 

4.アルミの外観品質を上げるためには、溶接の方法や箇所を変えるように指示をする。

アルミは、ステンレスや鉄と比較し、溶接後の表面処理が難しいと言われています。

ステンレスは溶接後の表面処理として後から磨くことができますが、アルミの場合後処理として磨くと素材の特性上、どうしても溶接痕が残ってしまいます。また、通常のアルマイト処理を行ったとしても同様に溶接痕が目立ってしまうことがあります。

そのためアルミの試作板金では、アルミの外観品質を上げるために、設計時に内側からの溶接や端面のみを溶接するなど溶接の方法や箇所を変えるように指示をするとよいでしょう。

また、溶接痕が目立たないようにしたい場合には溶接の段階で内側から溶接をしたり、外側から内側の端面のみを溶接するなどの方法をとると溶接痕が目立ちづらく、外観が綺麗な溶接品が出来上がります。

まとめ

アルミの試作板金では、注意する点や検討事項が非常に多く難易度が高いことがお判りいただけたかと思います。その中でも特にアルミの溶接は難しく、高い技術が必要です。

精密板金ひらめき.comを運営するCrestPrecisionは、月平均3955件の新規の試作板金を手掛けています。その経験から培った対応力とノウハウをもとに、試作板金をご検討されている設計者様に対して納期短縮のための材質や表面処理の設計変更提案、コストダウンのための形状・公差の変更提案など、様々なVA・VE提案を行っています。

複雑形状の試作板金の場合は、当初の設計のままでは製造ができない、あるいは非常に高くなってしまう場合もあります。そういった場合でも、当社にお声掛け頂ければ試作段階はもちろん、量産加工も見据えた上での、お客様にメリットのある技術提案を行うことが可能です。

試作板金についてお困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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