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(7)簡易金型(ダイレスフォーミング)による絞りと追加工によってコストダウンを行う

簡易金型(ダイレスフォーミング)によるコストダウン設計のポイント

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精密板金製品に絞り加工を行なう際には、プレス機、ターレットパンチプレス、あるいは簡易金型(ダイレスフォーミング)を用いて行われます。しかし、板厚が厚かったり、絞りの深さが深い場合には、工法が限られます。例えば深絞りを行うケースでは、パンチとダイから構成されるプレス金型でないと絞りを行うことができず、コストも高くなってしまいます。

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絞りを行う加工については、様々な工法・機械がありますが、簡易金型(ダイレスフォーミング)を使った絞りが一番コストを抑えることができます。なお、深い絞りに関しては簡易金型(ダイレスフォーミング)は行うことができませんが、深絞りが必要な部分のみ溶接など他の工法を合わせて使用すれば、イニシャルコストを抑えながら加工を行なうことが可能となります。

パンチとダイを用いた正規のプレス金型を用いれば、板厚や絞り深さをそれほど気にしなくても加工を行なうことができますが、イニシャルコストが高くなってしまいます。そこで、簡易金型(ダイレスフォーミング)を用いて、かつ絞りの深さを1.5mm までに抑えて設計すればイニシャルコストを抑えることができます。簡易金型(ダイレスフォーミング)で対応できないような深さの絞りの場合は、溶接など別の工法を合わせて行うことで、コストを削減できます。