精密板金加工VA・VEコストダウン事例
試作板金のVE提案事例
-
(2)簡易金型(ダイレスフォーミング)の採用でコスト低減と納期短縮を行う
【Before】
プレスや板金加工で簡単な絞りを行う際でも、通常であれば金型が必要となります。この金型はパンチとダイに分かれ、合わせて10万円程度となります、小ロットの場合や試作のみ対応する場合はこのイニシャルコストが重くのしかかってきます。さらに金型の製作期間も4週間程度を要するので、短期間での製品立上げ、あるいは試作開発においては非常に不向きです。
→解決事例を見る
-
(8)大型試作板金の場合は簡易金型(ダイレスフォーミング)を採用する
【Before】
上記の写真のように、Φ200の片側2段絞りを行う場合、試作であっても正規に近い精度の高い金型を製作しなければなりません。1型で絞るためには500×400程度の大型の金型を製作する必要があり、型代が高額になってしまいます。また、それ以外に外形を抜くための金型も別途必要になります。
→解決事例を見る
-
(9)絞りと板金が複雑な小型部品は簡易金型(ダイレスフォーミング)を採用する
【Before】
上記の写真は、最大寸法7~8cmと部品が小さく、絞り加工と板金加工が繰り返し複雑に行われている製品です。試作ではプレス加工において、金型を多数(今回の事例では7個の金型が必要)製作しなけらばならずイニシャル費用がかかる要因となってしまいます。
→解決事例を見る