ステンレスなどの精密板金・プレス加工におけるイニシャルコストとトータルコスト低減に役立つVA・VEコストダウン技術情報発信サイト

【半導体業界向け】精密板金を依頼する際に押さえるべきポイント

「図面に『傷なきこと』と指示したものの、仕上がりが想定と異なり、手戻りや再製作が発生している…」

「隙間に微細なゴミや洗浄液が残留するため、より精度の高い製品が欲しい…」

といったお悩みはございませんでしょうか?

半導体デバイスの小型化・微細化がますます進んでおり、従来は問題にならなかったような微細な傷やバリでも、そこからコンタミなどのトラブルが発生する可能性があります。そのため、昨今はより一層「傷のない高い外観品質」と「高い清浄度」が求められています。

今回は、半導体業界の方に特に知って頂きたい、精密板金加工品を手戻りなくスムーズに依頼するために押さえておくべき「3つのポイント」を解説します。

 

ポイント①:外観品質に関する明確な基準を伝える

半導体向けの場合「傷なき事」が基本となりますが、設計図面にただ「両面傷なきこと」とだけ記載されていても、傷の程度に関する基準が曖昧であるため、解釈の齟齬が生じやすくなります。こうした齟齬が発生すると、オーバースペックによるコストアップや、逆に要求水準に達しておらず納品後に再製作が発生する原因となります。

そのため、「どの程度の大きさ・深さの傷まで許容できるのか」といった外観品質の基準を、メーカーへ明確に伝えることが重要です。

ちなみに、当社では「両面傷なきこと」に関して、「爪でひっかからない程度」を基準としています。このように具体的な基準を図面に明記することで、認識のずれを防ぎ、案件を円滑に進めることができます。

>>外観品質を押さえておくべきことはこちら

 

ポイント②:板厚が薄い場合、溶接から接着への転換を行う

ステンレスの薄板カバーなど、スタッドなどの部品を結合する場合、溶接を指示されることがあります。 しかし、板厚が薄い場合に溶接を行うと、表面の変形や変色が発生します。

そこで「溶接から接着への転換を行う」ことが対策の一つです。接着で加工すれば表面の変形・変色がありません。そのため、仕上げ・修正する必要が無く、綺麗でムラの無い製品を製作することができます。 結果的に、外観品質も向上し、ゴミなどの滞留を防ぐことができます。

>>溶接から接着に変更し外観の向上とコストダウンはこちら

 

ポイント③:設計提案から加工・品質管理まで一貫対応できる精密板金メーカーへ依頼する

設計提案を含めた上流工程からのアプローチができ、かつお客様のご要望に沿って高い品質で製品化ができる精密板金メーカーを選ぶことが重要です。

 

半導体特有の基準をクリアするために、例えば

・ISO9001に準拠した品質管理体制がある

・帯電防止フィルムを用いた二重梱包を行っている

メーカーなど、設計提案から加工・品質管理に至るまで一貫して任せられる精密板金メーカーを選定することが、品質向上のポイントです。

 

当社では、お客様のご要望を実現するために、

設計提案から加工・品質管理まで一貫して対応することが可能です。

 

半導体業界向けの納入事例のご紹介

当社の半導体業界向けの納入事例を一部ご紹介いたします。

事例①:SUS304製 シュート

こちらは半導体業界向けに納入されたSUS304製のシュートです。

加工のポイントとして、搬送効率を高めるために内面に磨きを施し、表面を滑らかに仕上げています。さらに、溶接工程では外側からファイバーレーザー溶接を採用し、ひずみの発生を抑制するとともに、高い外観品質を実現しました。

>>詳細はこちら

 

事例②:洗浄機用タンク

こちらは、超音波洗浄機に使用されるタンクです。

製品に超音波素子が組み込まれる為、溶接強度が重要でありましたが、溶接ビードを出して加工することで、強度を担保しています。また、超音波洗浄機関連の製品である為、傷に対する要求が厳しく、細かな工夫を施し外観面を綺麗に仕上げています。

>>詳細はこちら

 

半導体業界向けの精密板金加工は、精密板金ひらめき.comまで!

今回は、半導体業界向けの精密板金を依頼する際に押さえるべきポイントについてお伝えしました。精密板金ひらめき.comを運営するCREST PRECISIONでは、単に図面通りに作るだけではなく、頂いた加工図面を拝見し、外観性向上といったより品質が高い精密板金加工品をご提供しています。

また当社は豊富な新規試作実績によるノウハウがあり、設計段階から、コストダウン提案や機能性を高める提案を行うことが可能です。半導体業界向けの精密板金加工で何かお困りのことがございましたら、お気軽に当社までご相談ください。

>>お問い合わせはこちら

精密板金加工に関する
技術相談室

0266-22-5502
FAX 0266-22-3879
お問合わせ